遅筆堂、救急車で運ばれる

シャレにならない。
本日午後、職場から救急車で病院に運ばれる。まったく人騒がせだ。状況は次のとおり。
事務室でパソコンをポツポツ打っていたら、急に軽い目眩と動悸が激しくなる。これはまずいと思ったが、少し横になれば治まるだろうと休憩室の畳に寝転がる。しかし、症状はだんだんひどくなり、これでは堪らないと家に帰ることを考える。そうこうしているうちに、もう動けないと判断。職場の方に救急車を呼んでもらう。大騒ぎになってしまった。
救急車を呼ぶまでの自己診断では、胸の痛みや苦しさがないので、心臓の致命的な疾病ではない。少し顔が火照った感じから血圧が急激に上がったのか。落ち着けば治まるだろうと深呼吸を繰り返すが、そのうちのども渇いてきて、いやな予感。ニトロペン錠は、胸の痛みがあったときに飲むように言われていたが、この場合は狭心症ではなさそうであるので、どうしようか。ただ、この薬は血管を拡張するため一時的に貧血気味なることもあるので注意して下さいと薬の説明を医者からされていたことを思い出した。もしかして、このニトロペン錠を飲めば、血圧は下がるかもしれない。でも、その場合の心臓への影響は??。
いろいろな考えが頭の中を巡ったが、あまりにも苦しいので、意を決してニトロペン錠を舌の下に入れ解かし始める。しかし口の中が乾いているのでうまく解けないので、水をもらい少ししめらせる。どうやらこれが効いたのか、救急車で運ばれていく途中で、苦しさは取れ、普通に落ち着き、しゃべることができるようなった。
病院の救急処置室では、心電図やレントゲンなどで調べてくれたが、心臓の方は大丈夫という診断。血液検査の結果も何も問題はないとのこと。
約1時間病院にいて帰宅してよろしいということになる。明日、循環器科ホルター心電図の結果が出るので、そこで再度診察を受けることにする。歩くとやや動悸が速くなるような気がして、不安であるが、とりあえずいつもの状態になる。精神的な不安が血圧に影響しているような感じだ。
本当に、やれやれの一日だった。多くの人に迷惑をかけた、本当に申し訳なく思う。