花粉、おこわ、ライブドア、アレキサンダー

ベトナムのオヤジ

雨が降ったので、今日は花粉が待っていないのか、花粉症の症状は全くない。雨は嫌いだが、ちょっと一息つける。


夕食でおこわを沢山食べる。赤飯、タケノコおこわ、サクラおこわ、五目おこわ、栗おこわ。どれも美味しかった。固いご飯(餅米)が好きなんて、田舎ものというか貧乏人ぽい(事実だけど)と自覚している。それとも歳を取ったということか。


野口悠紀雄著『超リタイア術』読了。『ジパング』(7)(8)巻を購入。
「超」リタイア術 ジパング(7) (モーニングKC (816)) ジパング(8) (モーニングKC (832))


東京地裁は、ニッポン放送によるフジテレビへの新株予約権発行が、商法が禁止する「著しく不公正な発行」にあたると認定した。

  • ニッポン放送によるフジテレビへの新株予約権発行「主要目的が支配権の維持にある場合は不公正」という判断を適用し、「フジサンケイグループに属する経営陣の支配権を維持することを主たる目的とするもの」と(して違法な発行と)認定
  • 企業の支配権の争奪戦でどちらに経営を委ねた方が収益の向上が期待できるかを判断するのは株主だ」と指摘(遅筆堂注:当然だ。経営者を選ぶのも株主であり、経営者が株主を選ぶのではない)
  • ライブドアの支配権取得で企業価値が著しく損なわれることが明らかといえるかどうかといえば、著しく損なわれることが明らかとまでは認められない
  • ネット利用者の増加などからすると、ラジオとネットの事業の相乗効果が期待できないとはいえず、ライブドアの計画に合理性がないとまではいえない
  • ニッポン放送側の主張ほど、売り上げが低下したりブランドイメージが損なわれたりすることが明らかとはいえない
  • ライブドア時間外取引による株式取得は、規制対象になっておらず、証券取引法に違反していると認めることもできない
  • ライブドアが同放送の支配権を取得しても放送の公共性が失われるとは認められない

この東京地裁の決定、認定の内容をみると、地裁が「著しく」という表現を使ったことがうなずける。「明らかに」ということで、経済素人のヲレが感じているとおりの結果になった。何となく嬉しい。
最近のフジテレビ、ニッポン放送の態度、つまり「話し合う余地がない」として、まったく会話に応じるつもりがないという発言。一方的な思いこみと敵対心、これでは問題・課題の解決をし理解しようとする意志がない。経営者、企業のトップとしていかがなものか。自分たちの権域を守ろうとする旧体制の弊害だ。