単身赴任

福島県南会津の大内宿がいいぞ

朝、東北六魂祭を見に行くために自宅(アパート)を出たのだが、渋滞・人混み・行列・順番待ちが嫌い(要するに短気)だったということに気がつき、急遽、会津方面に方向転換する。多くの観光客が東北六魂祭に行くのだろうから逆に有名観光地は空いているか…

重松清著『また次の春へ』で放射性物質のことを毒と表現したことについて

東日本大震災における家族のそれぞれを描いた重松清らしい優しい短編小説集です。必要以上に劇的に描いていないソフトなストーリ。過剰に悲惨に表現せず、感情の琴線にやわらかくゆるやかに触れます。この辺の機微な筆遣いが絶妙です。 ここからが本題です。…

静岡に帰郷、二度目

単身赴任後、二度目の帰郷です。 路線バスで一時間半、東北新幹線やまびこで1時間半、東海道新幹線で1時間、自家用車で迎えに来て貰って40分で自宅です。今日は、仕事を定時で終了して出発し、午後11時20分に自宅着でした。前回から1時間の短縮です。 路線バ…

お風呂の扉が、突然、外れるの巻

おー、びっくりした。お風呂から出てスッポンポン(←方言か?)で体を拭いていたら、突然、もの凄い音がして風呂の扉が外れた。 これでは困るではないか。ヲレの入浴中のお姿が脱衣所から丸見えではないか。は、は、恥ずかしいと思いながらここでふと気がつ…

諸橋近代美術館での岡本太郎展

福島県北塩原村にある諸橋近代美術館で4月20日から6月30日まで開催している岡本太郎展には、なんとしても行きたいと思っています。 どうですか、このチラシ。いいですねえ。岡本太郎は人生の師ですよ。 福島県北塩原村ってどこにあるのかと調べてみると、浜…

食材王国みやぎのうーめん

東北に来たなら必ず食べようと思っていた宮城県のお米で作ったうーめんを食べました。 うーめんは宮城県の特産品ですが、私が食べたのは丸森町で購入した半生「う米米めん」というササニシキ100%の麺です。 保存が利くようにパッキングされていましたが、中…

両口屋是清の旅まくらと一人暮らし

単身赴任はしかたがないと理解・納得はしていますが、不安なのは、ここでの生活よりも元の職場での自分の存在感とかがなくなって忘れられることかもしれません。業務報告で久しぶりに元の職場に行った時、「最近、見かけないけどなにしているの」なんて言わ…

 白石市のシバザクラ(スパッシュランドパーク)

朝からもの凄い霧で布団も干せず、やることねー、話す人もねーと鬱々していたが、午後には晴れるだろとここは見切って、宮城県白石市まで出かけてみる。目的はもう見頃終盤のシバザクラ。凄い霧でね。水田から湿気が発生している感じ。でも、1時間ほど走って…

 珈琲亭いこい、San Festa

知人が一人もいない地に来てひと月以上経過し、生活用品が揃い、部屋の中や職場との動線も一定化し、生活のリズムなどもパターン化されてきた。GW以降、夕食の自炊と弁当男子を完遂し、若干、一人暮らしに自信も出てきた。でも、頑張りすぎると疲れるので、…

 こどもの日、被災、鯉のぼり、原発事故

こどもの日、「集慈、祈りのモニュメント」の脇には、お花とお線香が添えられていた。そして、風車がカラカラと回り、小さな鯉のぼりが泳ぐ。もう、ここで何があったのかは想像するまでもない。津波で家族や自宅を失い原発事故で故郷を失った人々は、GWに帰…

 原発事故と制限区域の再編

昨日、福島県双葉町の福島第一原発事故による規制区域が28日に再編されると発表があったが、その手前(南相馬市側)の浪江町では4月に再編されている。帰還困難区域、居住制限区域、避難指示解除準備区域と区分けされ、国道6号沿いは避難指示解除準備区域。…

 集慈、祈りのモニュメント(南相馬市)

南相馬市の原町区海岸近くにあるモニュメント、「慈しみの心ここに集う」と書かれた碑には、花やお線香などが添えられてる。ゴールデンウィーク中、全国各地に避難されている被災者が帰省しここに寄られたものと思われる。咲き広がる菜の花が悲しみを誘う。…

 国道6号、常磐線跡を北上、被災地の現状を見る

所用により仙台空港、名取市のイオンモールまで行きたかったので、国道6号を北上した。福島県から宮城県にかけての移動だが、いずれも東日本大震災の津波により甚大な被害を受けた地域。時々、国道を海岸側に外れて常磐線跡を北上したりして現地の状況を確認…

 旨いとんかつ「末広亭」原町店のとんかつ

このお店、再開したのか。以前、閉店中だったような気がするが、気のせいか。国道6号を北上した時に開店をしていたので入店。ロースかつ(中)は、150gで十分なボリューム、衣が大柄。胡麻を摺ってソースに付けて食べるタイプ。胡麻の香りが良い。漬け物、キ…

 お墓周りの草刈りと親父

これだけ休むと(26日から今日まですでに7日)もうGWも終わりだな、寂しいな、悲しいなと思う今日この頃だが、帰郷中であるので、ひとりでお墓周りの草刈りをする。作業前で作業後。親父を亡くして4年経過しているが、まさかヲレが東北に単身赴任で仕事をし…

 業務報告と安心感、ままどおる

ほぼ1ヶ月ぶりに帰省、職場に業務報告をした。わずか1ヶ月しか経っていないが、職場へ入るのにちょっと敷居が高く感じられたのが意外だった。それだけ赴任先に馴染んだということか。それでもヲレのような虚け者に、あちらこちらから「元気〜ぃ」「久しぶり…

 常磐線に乗ってみる、そして思うこと。

アパートから歩いて10分のところにJR常磐線の原ノ町駅がある。せっかくなので常磐線に乗ってみた。南相馬市にはJR常磐線の駅が5つある。鉄道がない地域に住む者からみるとうらやましい限りであるが、現在は、この5つの駅の内、原ノ町駅と鹿島駅しか駅として…

 4月下旬なのに雪って、東北半端ない

今日は、所用により冬季は地元の方も恐れをなすという八木沢峠を越えて福島市内に行く予定であったが、雪降ってきたので中止する。車もスタッドレスタイヤからノーマルタイヤに履き替えてしまっているので、事故って迷惑を掛けても申し訳ないし。それにして…

 市立中央図書館が素晴らしいが課題もある

赴任先にある市立図書館は、借宿から歩いて行ける距離に所在する。天気が悪い日はここに過ごすように決めている。今月2回目の訪問(土日しか行けないので)。震災前に造られ3年目、綺麗でお洒落で心地よい空間、うらやましい。JRの駅の横で立地し、図書館専…

 Cocktail Bar

桜を愛でているばかりではありません。日曜日の午後、南相馬市高見町第一応急仮設住宅の集会場で1日だけオープンしたCocktail Barに出かけてきました。被災者に和やかな時を提供しようと日本バーテンダー協会横浜支部会員が企画をされたものです。 本年で3…

 船岡城址公園、一目千本桜(宮城県柴田町)

朝8時に出発し、相馬市、新地町、亘理町と津波被災の後を右手に眺めながら国道6号を北上。山側に折れ、宮城県柴田町に入る。渋滞はなく、船岡城址公園すぐ近くの駐車場に入る。普段は、柴田町職員駐車場として使っているようだ。公園前の駐車場は500円聴取さ…

 花見山(福島市)は桃源郷

三春町の滝桜の見学が7時には終わってしまったので、そのまま高速道路を使って福島市に向かう。目的は、満開見頃である市内の花見山。交通規制が行われているので、あぶくま親水公園の臨時駐車場からシャトルバスを利用する。花見山環境整備協力金300円を支…

 三春町の滝桜

単身赴任して初めての晴れの週末、まずは三春町の滝桜を観る。三春町の滝桜は、薄墨桜(岐阜県本巣市)、神代桜(山梨県北杜市)と並ぶ日本三大桜の一つ・・・らしい。まあ、ヲレとしては、これに川根の水目桜を加えて貰いたいが。地元の方に状況を事前に訊…

 双葉食堂、鹿島御子神社、鹿島海岸、桜と仮設住宅、そして凍天

赴任して初めての週末で、しかも曇天・雨が降りそうなので買い物ついでに市内を探索してみる。まずは、イオンモールで布団カバーやシーツ、カーテンなどを購入する。これでかなり生活環境が整った感じ。まあ、お金もたくさん使ったが。この時点でお昼になっ…

 ご飯・・・飽きた

既にご飯・・・飽きてしまって安直スパゲティに走る。鷹の爪を入れたのでピリ辛で美味しい。ちょっと食べ過ぎた感じ。コーンスープも良い感じ。まあ、ストレスで食事が喉も通らないという感じではないな。普通に昼も夜も腹が減る。

 98円の豚ロース肉も腹が減れば美味し

手抜きなおかず。焼けばたいていの食材は食べられる。帰りがけに購入した98円の豚ロース肉も腹が減れば美味しい。野菜もしっかり食べますよ。

 初炊飯

見知らぬ人の中での新しい勤務初日でぐったりとして帰宅したが、ご飯を炊いた。米を食べなきゃダメだよという根性論は不要だが、単純に炊きたては美味しいという学生時代の経験は間違っていなかった。

 今日もお買い物ゲーム

ゴミの分別が甘い。たぶん、溶融炉を持っているのだな。プラと紙などの混在がオーケーなのだよ。なんでもゴミ箱に入れてしまう感じ。ペットボトル・白色トレイ・段ボールは分別。金物収集もフライパンとか鍋とかアイロンとかも入れて良いようで、かなりザッ…

 27年ぶりの一人暮らし(初日)

新しいアパートに移動する。前任者からかなりの物の引継ぎがあったのだが、アパートも変わったこともあり、いろいろなものが足りない。仕方がないか、人ひとりが一年間生活するだけの環境を整えるのだから。買った物などの記録(覚え) 目覚まし時計 クッシ…

 残り一日、崖っぷち

単身赴任への出発まで残り一日。切羽詰まって崖っぷち。でもって、滑り落ちている。いよいよだなあ。もう、なんというかこうなったら早く向こうに行ってけりを付けたい感じ。諦めるということではなくて、気持ちを切り替えたい。