2011-04-15から1日間の記事一覧

 緋色のメス(上・下)

『孤高のメス』が面白かったの読み始めたが、女々しくグズグズしているので読後感が良くない。読み続けるのが若干辛い。医療小説ではないね、これ。『孤高のメス』レベルを期待しない方が良い。残念。緋色のメス〈上〉 (幻冬舎文庫)作者: 大鐘稔彦出版社/メ…

 木のいのち木のこころ<天・地・人>

いい本だなあ。文句を言うところがない。木のいのち木のこころ―天・地・人 (新潮文庫)作者: 西岡常一,小川三夫,塩野米松出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/07/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 77回この商品を含むブログ (62件) を見る1000年後の姿を…

 作家の手紙

購入、読み始めたことが失敗だった。ヲレはこの本ダメ、つまらない。そもそもショートショートって苦手だったんだということを思い出した。作家の手紙 (角川文庫)作者: 北方 謙三,小池 真理子,他出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売…

 レインツリーの国

メールのやり取りから発展するパターンは今ではありがちで陳腐なイメージなんだけれども、そっから先が素晴らしい。有川小説では珍しく重いテーマを大切に扱っている。いや他の小説が軽くてノーテンキだと評価下げるわけではなくて、この小説に限れば読み手…

 砂漠

日々のストレスの中で癒しとして読める本。つまり、大変なこと、嫌なこと、疲れていること、そんなことを忘れさせるほど没頭できる小説。こういう本に出会えたことはとても有り難い。砂漠 (新潮文庫)作者: 伊坂幸太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/06…

 GO

金城一紀の著書の内、一番最後に読んだもの。悪い意味ではないが違和感を感じた。在日朝鮮人、在日韓国人っていうテーマが重たいのだけれど、しっかりと青春恋愛小説にもなっている。GO (角川文庫)作者: 金城一紀出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2007/06メ…